私どもは、平成元年8月1日に処理業者の賛同のもと、全県的な処理業者団体「大分県産業廃棄物処理業協会」として発足し、平成3年7月9日からは公益法人として運営してまいりました。
その後の公益法人制度改革に伴い、平成25年4月1日に「一般社団法人」に組織変更し、名称を「一般社団法人大分県産業廃棄物協会」として活動してまいりましたが、このほど、循環型社会形成の担い手として、そしてそのリーダーとなって社会に貢献していく使命を名称に体現するため、平成30年6月1日付けで、「一般社団法人大分県産業資源循環協会」に名称を変更いたしました。
発足以来、私ども協会員は皆様のご期待に添うべく、産業廃棄物の適正処理を基本に置き、産業廃棄物の広域処理をはじめ、減量化・再資源化・再利用等の事業活動を通じて本県の生活環境の保全を図り、併せて産業経済の発展に寄与することを目指しています。
調査研究等事業
産業廃棄物適正処理技術・費用等に関する調査及び研究をするため、5部会及び2委員会を設置し情報の収集や検討を行っています。
- 収集運搬部会
- 中間処理部会
- 最終処分部会
- 建設廃棄物部会
- 医療部会
- 災害廃棄物委員会
- 法制度対策委員会
また、各部会については、公益社団法人全国産業資源循環連合会や九州地域協議会の各部会と連携して情報交換や情報提供を行っています。
研修等事業
会員(産業廃棄物処理業者)に対し、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の改正及び関係法令の改正に伴う必要手続き等について周知し、知識の徹底を図るため、各種講習会や説明会を開催しています。
また、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが実施する「産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物処理業の許可申請に関する講習会」の受付・準備等の業務を行っています。
啓発普及事業
県・市町村と協力して産業廃棄物の不法投棄防止パトロールを行ったり、不法投棄廃棄物を撤去するなど適正処理の推進を図っています。
環境月間・環境衛生週間の時期には広く県民に対して当協会の事業等の広報を行い、関係事業に協賛し積極的に参加をしています。
産業廃棄物の流れを管理し、適正処理に資するため、紙マニフェスト伝票の販売及び取扱についての指導や電子マニフェストシステムの加入受付等を行っています。
産業廃棄物の処理に関する諸法規の遵守及び周知徹底を図るため、優良図書の斡旋や機材の普及・バイオハザードマークの販売等を行っています。
従事者を対象としたレベルアップ講習会を開催し、従業員の資質向上を図っています。
関係団体連携事業
産業廃棄物に関する情報を全国レベルで収集するとともに、広く組織の結束と協会員の資質の向上を図るため、上部組織である公益社団法人全国産業資源循環連合会開催の各種会議・研修会等や九州地域協議会開催の各種会議・研修会等に参加しています。
また、当協会の事業概念と関係団体・関係業界との実情について相互の理解を深めるため、各種会合への参加もしています。
指導相談事業
排出事業者に対しての処理業者の紹介については、協会員を優先に紹介しています。
許可申請に係る各種届出等の申請書類の作成方法及び事前指導に係る手続きの指導を行っています。
許可期限の更新漏れのないよう講習会受講の案内や更新日の確認(ハガキでお知らせ)を行い、期限切れを防止しています。
情報誌等発行事業
「廃棄物処理法のポイント」、「委託契約書の手引き」、「産業廃棄物ガイドブック」や行政機関・関係団体から通達のあった文書等をまとめ発行しています。
会員名簿を作成し、会員や関係行政機関等へ配布しています。
協会のホームページを作成しており、最新情報を掲載できるよう随時更新しています。
地域活動事業
県内を6地域に分け、会員相互間の意見交換・連携を図りながら、研修会の開催等による資質の向上や地域別協議会及び懇談会の開催・陳情活動等を行っています。
また、地域の行事や関連協賛事業に積極的に参加しています。
後継者育成事業
青年部会を設け、事業経営における幹部として情報収集や研究活動、先進地視察調査、各県青年部会との交流会・部会員相互の懇談会等の活動をしています。
また、「おおいたうつくし作戦」(平成27年度以前は「ごみゼロおおいた作戦」)にボランティアで参加し、積極的に地域の美化に貢献しています。
環境教育事業
少年期から環境保全について理解してもらうため、小学生を対象に中間処理施設や最終処分場の見学や参考図書の配布を行い、産業廃棄物についての知識の普及を行っています。
表彰事業
協会事業の発展に功績のあった功労者・優良事業所・優良従事者を表彰し、意識の高揚を図っています。
また、上部団体の公益社団法人全国産業資源循環連合会での表彰も受賞しています。
その他
協会員であることを証する「会員証」を配布しています。
収集運搬車両には許可車両である旨の表示が義務付けられていますが、会員にはこれに協会会員である旨の表示を付けて定期的に配布しています。
また、様々なボランティア等の社会貢献活動も行っています。