当協会は、産業廃棄物の適正処理と再利用推進のため、昭和63年8月1日に任意団体として発足、平成3年7月9日には社団法人、平成25年4月1日には一般社団法人として改組、さらに、平成31年4月1日には、循環型社会形成の一翼を担う姿勢を明確にするために「一般社団法人大分県産業廃棄物協会」から「一般社団法人大分県産業資源循環協会」に名称を変更し、現在に至っています。

 現在、会員数232社(正会員223社、賛助会員9社)を擁し、県下の環境保全と県民の安全・安心な生活の確保を図るため、産業廃棄物の適正な処理及び、資源化・再利用化のための3R(リデュース、リユース、リサイクル)活動の推進、併せて産業廃棄物に係る調査・研究・研修、さらには近年増加傾向にある自然災害発生時の災害廃棄物処理等の課題解決に向けて、会員各社は日々誠心誠意取り組んでいます。

 当協会では、大幅に改正された「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」のもと、生活環境の保全や公衆衛生の向上に寄与するため、なお一層の組織強化が必要と考えています。

 当協会は法令順守を大前提に、適正処理を推進し、行政および地域住民の皆様との連携による不適正処理の是正にも積極的に取り組み、協会と会員の地位向上を図って参ります。
 また、当協会が開催する各種研修会・講習会、公益的な事業活動や啓発活動に積極的に参加していただくことが、地球環境の保全及び改善につながり、さらには国連で2015年に採択されたSDGsで示された「持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現」に大いに貢献できると考えています。

 産業廃棄物処理業の許可を取得された皆様方で、まだ、当会の会員になられていない方には、ご入会いただくことで、今後の循環型社会を担っていくうえで重要な関連事業者間の連携や会員間の横のつながりを構築でき、また、協会での様々な社会貢献活動により社会的評価も向上し、皆様方の事業の更なる発展にも繋がっていくものと確信いたしますので、是非、ご入会をお勧め申し上げます。

 最後に、当協会も法人設立以来32年になり、今後、あらゆる社会的要請に応えられるようスキルを磨いて参りたいと存じます。ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

 

一般社団法人 大分県産業資源循環協会       

会長 矢野 真一郎