この度、厚生労働省(全国産業資源循環連合会経由)及び大分労働局から「令和4年 STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について周知依頼がありましたので、お知らせします。
令和4年「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」実施要綱
趣 旨
昨年1年間の全国の職場における熱中症の発生状況(1月14日現在の速報値)は、死亡を含む休業4日以上の死傷者547人、うち死亡者は20人となっています。
業種別にみると、死傷者数については、建設業128人、製造業85人となっており、全体の約4割がこれら2つの業種で発生しています。
また、死亡者数は、建設業、商業の順に多く、「休ませて様子を見ていたところ容態が急変した」、「倒れているところを発見された」など、管理が適切になされておらず被災者の救急搬送が遅れた事例が含まれています。
さらに、入職直後や夏季休暇明けで明らかに暑熱順化が不十分とみられる事例、WBGT値を実測せず、WBGT基準値に応じた措置が講じられていなかった事例等も見受けられます。
これらのことから、すべての職場において、「職場における熱中症予防基本対策要綱」に基づく基本的な熱中症予防対策を講ずるよう広く呼びかけるとともに、期間中、事業者は①初期症状の把握から緊急時の対応までの体制整備を図ること、②暑熱順化が不足していると考えられる者をあらかじめ把握し、きめ細やかな対応をすること、③WBGT値を把握してそれに応じた適切な対策を講じることなど、重点的な対策の徹底を図る取組が行われます。
期 間
令和4年5月1日から9月30日まで
※令和4年4月を準備期間、令和4年7月を重点取組期間とする。